今日はシリーズの最後です。
その7 「勉強方法がわからないよ~」
このセリフはお子さんから保護者の方々も聞いたことがあると思います。
でも、このセリフは真に受けてはいけませんよ。
勉強方法がわからないと言っている子は、勉強方法がわかったところで勉強しないですから。
子供にとっては、親に対しての予防線のつもりなんです。
勉強方法がわからないと言っておけば、成績が悪いのをそのせいにできるのです。
そして、親の方もそのセリフを言われると、強く言えなくなってしまうみたいですね。
もし、本当に勉強方法がわからないと悩んでいるのであれば、
自分から塾に通いたいと言ってきたり、進研ゼミをやりたいと言ってきたりするはずです。
でも、そんな素振りを見せないのであれば、そのセリフは親をだますために言っている可能性が高いです。
自分から勉強したい、勉強方法を知りたいと言っているのであれば、ぜひ応援あげてください。
しかし、子供がこのセリフを言っているからといって、親の方が塾を探してはいけません。
勉強方法というのは本来、人から教わるものではありません。
私も勉強方法について、誰かに教わった記憶がありません。参考にしたことはありますが。
自分に合った勉強方法というのは、試行錯誤をしながら培っていくものなのです。
ある方法を試してテストに臨み、失敗したらまた改良する。そして、新たな勉強方法を試していく。
これを繰り返して自分の勉強方法を確立していけばいいのです。
実際、私がこの塾で教えている勉強方法というのは、私が学生時代に試行錯誤して見つけてきたものです。ですので、100%生徒に合うということはないかもしれません。
ただ、基本的な勉強方法を身につけていけば、後は自分のオリジナルの勉強方法を確立していけばいいだけです。
子供が「勉強方法がわからない」と言ってきたら、
親は「失敗してもいいから、とにかく勉強してみなさい!」と言ってあげてください。
そして、その努力を見届けて、それでも成績が上がらない、うまくいかないのであれば、
是非、子供のために、最善の教育方法を見つけてあげてください。
まずは、やらせてみること。それが、なにより大事になりますよ。
それでは、今日はこの辺で。
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