今日はシリーズの6日目。
その6 「自分がわからないのは先生の教え方が悪いからだ」
これもよく聞きますね~。
まあ、わからなくはないですけどね。
先生の中には教え方がうまい人と下手な人がいます。
誰だって教え方の下手な先生に教わりたくないですよね。
ただ、学校の先生の立場に立って話をしてみると、
学校の先生ってただ教えるだけではないんですよね。
生徒指導だったり、進路指導だったり、部活だったり、他にやることがてんこ盛りなんですよね。
そんな中、教科指導の部分だけを切り取られて話をされるのは、学校の先生にとってもかわいそうなことだと思います。もし、私が学校の先生だったら、同じように教えることができるか自信はないですね。
でも、このセリフのいけないところは、先生のせいにしている場合ではないということです。
先生の教え方が悪いから成績が伸びないとはなりません。
成績のいい生徒は、そもそも学校の先生の授業がすべてだとは思っていません。
まずは、自分が努力をすることが大事で、わからないことは自分で調べればいいと思っています。
逆に、成績の悪い生徒というのは、自分で理解することを放棄しているので、自分がわからないことを先生のせいにしているのです。こんなことをしていても、困るのは自分だというのに。
実は私自身、学校の授業はほとんど聞いていませんでした。
なぜなら、学校の先生の教え方がうまいと思っていなかったからです。
もちろん好きな先生もいたので、その先生の授業だけはしっかりと話を聞いていました。(笑)
先生の方も成績がとれているので、特に問題視して来なかったですし、むしろ気に入られていたように記憶しています。要領のいい子供だったのでしょうね。
大事なことは自分で理解する力を養うことです。
人に教わって理解できることなど、大したことではありません。
学校でよくわからなかったことを、家に持ち帰って調べて理解する。これこそが大事なことなのです。
先生のせいにしている場合ではありませんよ~。
理解する力を伸ばしていかないと、いざ自分で勉強をしていこうと思っても、先生がいないと何にもできないなんてことになってしまいますからね。
まずは、自分で理解する努力を重ねてみましょう。
それでは、今日はこの辺で。
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