今日も保護者面談を行っていきました。
色々とお話しができて良かったです。
成績が上がっていない場合は、こちらとしても面談をしていても心ぐるしいのですが、話合っているうちにいい解決策が出てくるんですよね。今日も有意義な話し合いができてよかったです。
で、保護者面談をしていると、よく出てくる質問があります。
それは「子供に何をしてあげればいいですか?」というものです。
子供に愛情があるからこそ出てくるすばらしい質問ですが、
保護者様がお子さんにできることって結構難しいことなんですよね。
例えば、子供の勉強を見てあげるとします。
そうすると、絶対に保護者様の方がイライラし始めちゃうんですよね。
「なんでこんなこともわからないの!」だったり、
「ちゃんと問題読んでるの!しっかり考えなさい!」だったり・・・
こうなると、子供は基本的に委縮してしまって、まず、親に質問することはなくなります。
そして、嫌いな勉強をますます嫌いになってしまいます。
なので、怒らないで勉強を教えることができないのであれば、あまり勉強を教えるのはおススメできませんね。
では、どうしたらよいのか。
私はこの質問にこう答えます。
それは、「勉強している姿を暖かく見守ってください」ということです。
子供がどんな勉強をしているのかをチェックする必要はありません。
「勉強している」ということを認めてあげて、勉強をしているのを見たら「エライね」とほめてあげてください。
そして、テストの点数が少しでも上がったらほめてあげてください。
「このままじゃ、高校に受からないでしょ!」と怒ってはダメですよ。
「このまま上がれば、高校もきっと受かるよ」と励ましてください。
親から期待されて頑張らない子供はいません。
怒るのではなく、暖かく見守る・・・遠回りなようで、とても効果のある大事なことです。
いつも怒っている保護者様は、一度、ほめてみてください。きっと子供の反応が変わると思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。
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